第10章 実戦で使える形にする / 実戦チェックリスト
page 35 / 35
まとめ — 実戦チェックリスト
迷ったら、この5つを上から順に。
どれも卓上で数秒で答えが出るものだけにしてある。
① 自分の3枚はどれくらい強いか
完成率はどのスリーカードも同じなので、見るのは強い役になる可能性があるかどうか。 7以下なら前のポジションからでも、T以上なら降りる。「1枚引きだから強い」は間違い——高いスリーカードは強い2枚引きに負け越す。
② 相手は何枚替えたか / 前回から変わったか
枚数そのものより変化。パット → 1枚替えは、高い完成を崩した合図。 2枚 → 1枚は、まだ完成していない証拠。ここで相手のレンジの上限が割れる。
③ あと何回引けるか
同じ組み合わせでも残り回数で結論が変わる。 1枚引きが2枚引きに勝つ率は、残り3回では6割弱だが残り1回では4回に3回。完成側の価値も残り回数が減るほど上がる。
④ 今のベットはいくらか
2ndドロー後から倍。ただし必要勝率はほとんど動かない。締める理由はベット額ではなく③。ここを取り違えると、降りるべきでない手を降りる。
⑤ 自分のこのベットは、バリューかブラフか
答えられないベットは打たない。完成していれば、高くてもバリュー (相手の1枚引きは5回に4回外す)。ブラフはヘッズアップで、前から打っているときだけ。
この5つで足りないときは、相手が普通でないとき。 そこで初めて第8章(相手を見て曲げる)に進む。曲げたあとは、必ずここへ戻る。