MIXGAMESストラテジー オマハ ハイロー(8 or Better) 詳細戦略 / ターンとリバー 35/44
詳細戦略 / ターンとリバー page 35 / 44

実戦のリバーは、ローが「ある」前提

前の3枚は相手がランダムな4枚。実際にリバーまで来る 相手は参加ハンドを選んでいる。両者を UTG のオープンレンジに 絞って、同じボードを解き直す。

ボードロー成立(ランダム)ロー成立(UTG レンジ)ポジション(ランダム)同(UTG レンジ)
8-5-2-9-K(ローが出るボード)50.8%69.0%+0.077BB+0.076BB
K-Q-7-J-3(ローが出ないボード)0.0%0.0%+0.147BB+0.126BB

同じボード・同じ木で、相手の前提だけを替えた。「ロー成立」はどちらかが 8 以下のローを持って終わる割合。

ローは半々ではない

ローが出るボードで、どちらかがローを持って終わる割合が 50.8% → 69.0%。UTG のレンジは A-2 系・低い連結に寄っている ため。「ローは無いかもしれない」で払う設計は、レンジ戦では 3回に2回間違う。

弱いローの帯が消える

ランダム相手の表にあった「ロー 弱い」の帯が、レンジ戦では ほぼ出てこない。UTG で開ける手のローは A-2・A-3 起点 ばかりなので、ローを持っているなら上位。 中途半端なローで「安いから」とコールを重ねる相手は居なくなる。

ハイの強さナッツ級2番手3番手4番手弱い無し
上位10%1%0.2%8%0.2%98%3.3%6%0.6%
上位20%2%0.4%3%0.3%81%0.3%100%0.3%97%2.3%
上位30%2%0.2%5%0.3%100%0.2%100%0.2%100%2.5%
上位40%2%1.1%78%1.1%100%1.0%100%1.0%100%4.2%
上位50%96%1.8%100%1.6%100%1.5%100%2.0%3%6.0%
上位60%82%6.9%100%5.9%60%4.2%0%4.5%0%11.2%
上位70%0%1.2%
上位80%98%1.4%1%1.1%0%0.5%0%1.1%
上位90%89%1.1%0%1.6%0%0.9%0%0.5%
上位100%100%9.8%0%6.9%0%2.7%0%3.2%0%3.1%

8-5-2-9-K(ローが出るボード)。マスの大きい数字がその行動を取る頻度、小さい数字がその形が来る割合。両者とも UTG のオープンレンジから4枚を 6,000 通り引いて、ハイとローをそれぞれ帯に切り、3,000反復で解いた。コールに必要な勝率は 16% で固定。

ローが出ないボードでは、前提を変えても結論が変わらない (ポジションの価値 +0.147BB → +0.126BB)。ハイだけの勝負は 強さが1本の物差しに乗るので、レンジを絞っても形が同じになる。 前提に敏感なのはスプリットの側