詳細戦略 / 最終ラウンド
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相手を UTG のレンジに絞ると
前の2枚は伏せ札がランダム。両者を UTG のオープンレンジに絞って、同じ木を解き直す。 2つの場面で逆のことが起きる。
| 場面 | レンジ差(伏せ札ランダム) | 同(両者 UTG レンジ) | 相手の手の数 |
|---|---|---|---|
| 相手のアップが4枚とも 8 以下(ローが見えている) | +1.63BB | +1.29BB | 4,032 通り |
| 相手のアップに高い札が並ぶ(ローが見えない) | +2.83BB | +4.01BB | 336 通り |
同じアップ・同じ木で、伏せ札の前提だけを替えた。「相手の手の数」は、そのドアカードで UTG のレンジに入る3rd street × 7th street の総当たりの本数。
ローが見えている相手 — 差が縮む
+1.63BB → +1.29BB。UTG のレンジはロー寄りなので、 相手のローが本物になり、分け合いが増える。 「相手を絞ると差が消える」——参加ハンドの表で見たのと同じ形。
ローが見えない相手 — むしろ開く
+2.83BB → +4.01BB。相手のレンジが強くなったのに、 こちらの取り分は増える。K のドアで UTG から入れる手は、 この場面では A-A か K-K だけ(伏せ札 8通り)。 ハイ一方向に固まった相手には、ローの半分がほぼ保証になるため。 スプリットポットだけで起きる逆転。
| ハイの強さ | 上位 | 中位 | 下位 | 弱い | 無し |
|---|---|---|---|---|---|
| ハイ 上位10% | 90%10.9% | – | 90%2.2% | – | 84%2.8% |
| ハイ 上位20% | – | – | – | 100%2.7% | 100%1.2% |
| ハイ 上位30% | – | – | – | 100%3.0% | 100%4.7% |
| ハイ 上位40% | – | – | – | 100%8.6% | 100%7.9% |
| ハイ 上位50% | – | – | – | 100%0.4% | 100%0.9% |
| ハイ 上位60% | – | – | – | 100%6.8% | 99%4.8% |
| ハイ 上位70% | – | – | – | 97%11.2% | 8%5.0% |
| ハイ 上位80% | – | 100%1.1% | – | 100%9.8% | 99%0.3% |
| ハイ 上位90% | – | – | – | 100%0.9% | 99%0.8% |
| ハイ 上位100% | – | 100%1.1% | – | 100%12.4% | 99%0.4% |
相手のアップに高い札が並ぶ(ローが見えない)。自分のアップは As 7h 5d 3c、相手は Kh Qd 9s 7c。両者とも UTG のオープンレンジ——ドアカードと合わせてそのレンジに入る伏せ札だけを総当たり(自分 8,778 通り / 相手 336 通り。引きの誤差は乗らない)。4,000反復で解いた。レンジは左右で別(アップが違えば作れる手も違う)。コールに必要な勝率は 12.1% で固定。
「相手が強い」と「取り分が減る」は、ハイローでは別の話。 相手の強さが片側に寄っているなら、逆側を持つだけで半分が来る。 怖いのは強い相手ではなく、両側を狙える相手。