MIXGAMESストラテジー セブンカードスタッド 詳細戦略 / 最終ラウンド 29/38
詳細戦略 / 最終ラウンド page 29 / 38

「アップが弱い相手」は、本当に弱いのか

前の2枚は伏せ札がランダム——相手が何でも持っている前提。 実際に7枚目まで来る相手は、3rd street で参加を選んでいる。 両者を UTG のオープンレンジに絞って、同じ木を解き直す。

場面レンジ差(伏せ札ランダム)同(両者 UTG レンジ)相手の手の数
相手のアップに K のペアが見えている-3.95BB-5.44BB4,662 通り
相手のアップがばらばら+1.42BB-0.73BB6,510 通り

同じアップ・同じ木で、伏せ札の前提だけを替えた。「相手の手の数」は、そのドアカードで UTG のレンジに入る3rd street × 7th street の総当たりの本数。

符号が反転する

アップがばらばらな相手は、ランダムなら +1.42BB 有利だった。 UTG から入った相手だと -0.73BBアップが弱く見えても、UTG の伏せ札は強い。 「見えている札が弱い=有利」は相手が何でも遊ぶ卓でしか成り立たない

K のペア相手はさらに悪化

-3.95BB → -5.44BB。見えている K のペアに UTG の伏せ札まで付くため。 ここでの正解が「そもそも 3rd street で降りる」なのは変わらない。

ハイの強さ打つ来る割合
ハイ 上位10%87.1%7.1%
ハイ 上位20%52.8%7.8%
ハイ 上位30%2.3%2.4%
ハイ 上位40%99.9%12.6%
ハイ 上位50%98.8%21.5%
ハイ 上位60%51.8%3.4%
ハイ 上位70%0.1%11.2%
ハイ 上位80%19.2%30.5%
ハイ 上位90%16.1%3.2%
ハイ 上位100%16.1%0.4%

相手のアップがばらばら。自分のアップは Qs Jh 9d 4c、相手は Kc 8h 5d 2s。両者とも UTG のオープンレンジ——ドアカードと合わせてそのレンジに入る伏せ札だけを総当たり(自分 6,594 通り / 相手 6,510 通り。引きの誤差は乗らない)。4,000反復で解いた。レンジは左右で別(アップが違えば作れる手も違う)。コールに必要な勝率は 12.1% で固定。

中位の手が打てなくなる。ランダム相手なら上位30%の帯まで ほぼ全部打てた(96.5% / 67.7%)。UTG 相手では同じ帯が 52.8% / 2.3% に落ちる。 「相手も選んで入っている」だけで、打てる手が上位に寄る。